ベリアル「フ…フフフフ…フハハハハ!出来た!出来た!ついに出来たぞぉぉぉぉぉぉぉ!!」
アンフィス「…主よ、どうされたのですか」
ベリアル「ああ…出来たぞアンフィス、バアルちゃんの貞操を奪う魔法だ」
アンフィス「そうですか、では私は警備に行くので楽しまれてください」
ベリアル「ああ、悪用はしないからな、約束するよー!」
アンフィス「…どうすれば善用になるんですか」

-休憩時間中-

悪魔A「へぇー、バアル様が人間と付き合ってたなんて!」
悪魔B「キスとかしました?それともハグ?それとも…」
バアル「や、やめなさい!そんな…いやらしい目で聞いてくるんじゃありませんっ」
ベリアル(へぇ…人間とねぇ、まっバアルちゃんの貞操は俺が奪う訳だけど)

バアル「あ、陛下も聞きに来られたんですか?」
ベリアル「え?ああ、そうだけど」
バアル「全くもう…元子持ちと言うのがそんなに珍しいんでしょうか」
ベリアル「ッ!?」
バアル「申し訳ありません…黙っていましたが私、一度子供を産んで育てた事があって」
ベリアル「じ、時期は…?」
バアル「イルルヤンカシュに片目を食われ、心臓を奪われたとき…しかし私の魔力に耐えきれなかったのか、すぐに」
ベリアル「そ、そうだったんだ」

ベリアル(なんてこった…バアルちゃんって経産婦だったのかよ!興奮するな!)

ベリアル「ただいま〜、アンフィス…宣言通り悪用はしなかったよ」
アンフィス「…どうされましたか、あんなに喜んでおられたのに」
ベリアル「バアルちゃんねぇ、非処女だったんだよ…俺、非処女大好きだけどこれは貞操奪う魔法だから」
アンフィス「一回しか効き目を発揮しないと」
ベリアル「そう言う事、他のやつに使おうかな?俺の周りでヴァージンなのは…」
アンフィス「…アドラメレク様がそうですが」

ベリアル「何!よし決めた、アドラメレクの貞操を奪う魔法に変えてやろう」
アンフィス(主よ、私は先日非童貞になったばかりで答えられないのです…お許しを)
ベリアル「よし変更完了ッ!な、な、アンフィス、今すぐ使っていい?」
アンフィス「夜も更けています。明日にすべきでしょう…今日は休まれて」
ベリアル「やだやだやだ!使う!使う〜!!」
アンフィス「…」

‐一方アドラメレクは‐

アドラメレク「ふーっ…アザゼルの会食を済ませたらこんな時間に…早く帰らないと」
インキュバス「お?こんなとこで薄着で寝ちゃいけねぇなぁ馬野郎」
アドラメレク「う…い、インキュバス!何度見ても下品な、ベリアル様とは比べ物にもなりませんっ」

ガシッ

アドラメレク「!?」
インキュバス「そんな事言うなよ、すぐこうされるのが好きにしてやるからよ!!」
アドラメレク「お、おおおおおおおおおっ!?」



インキュバス「ふーっ…中々いいモノ持ってるじゃないか馬野郎、。いや、アドラメレク…ふふふふっ」

‐翌日‐

『昨晩、色欲界の一角にて獣人型魔族の男性がインキュバスに強姦される事件がありました
目撃情報によるとそのインキュバスは20後半から30始め位で、赤い髪を持ち、身長は185p程度で…』

ベリアル「あはははは、見ろ!アドラメレクが貞操を奪われやがったぞ」
バアル「アレもベリアル様が言ってた、貞操を奪う魔法ってやつのせいですかね?」
ベリアル「そうかもな、いやぁ愉快だ!あははははは…」

バアル(ん?そう言えば昨晩ベリアル様が部屋から抜け出し色欲界の方へ飛んでいったような)
そして20後半から30始め位で、赤い髪を持ち、身長185p程度?まさか…)

「なお、この事件の犯人には3000万の懸賞金を与えるとアンドロマリウス様が言われています
みなさんぜひ奮って犯人を捕まえてください…続いてお天気へ」
バアル(3000万!?ホストクラブ行き放題じゃないですか!!陛下をアンドロマリウスに突き出して…)

バアル「…陛下」
ベリアル「どうしたのバアルちゃん、そんな真面目な顔して」
バアル「今回の出来事、貴方がやったんじゃないんですか?」
ベリアル「どうしたんだ?俺は魔法を使っただけだ、色欲界になんて行ってない」
バアル「目撃情報がどう聞いても貴方なんですよ!!もう間違いありませんっ」
ベリアル「おいおい…インキュバスが赤い髪なのはよくある事だろ、羽根の色だって違うぜ?」

バアル「ベリアル様、主要人物で貴方より背が高い悪魔なんてアンフィスか父上位です」
ベリアル「…」
バアル「アンフィスはその時間帯には兵舎で居眠りしていましたし、父上は木彫りの熊を彫っていました」
ベリアル「……」
バアル「それにベリアル様、その羽根は所謂コウモリ羽根にも出来ると言われていませんでしたか?」
ベリアル「ふ、ふふふ…見事だ、見事だよ!バアルちゃん!」

ベリアル「ああ、そうだよ!!アドラメレクのヴァージンを奪ったのは俺だよ!!」
バアル「やっぱり…そうまでして貞操を奪おうとした理由は何ですか!?」
ベリアル「俺だって無理だよ!魔法だけで貞操を奪うなんて非常識なコト出来るわけないだろ!」
バアル「そうですか、とりあえず会議には向かいましょうか」
ベリアル「いやだ〜!もっとアドラメレクで遊ぶ〜!!もっとあいつで遊ぶんだあああああ!!」
バアル「バカ言わないでください!本気で殴りますよ!!」
ベリアル「ぐふっ…!!」

‐かくしてベリアルは反省も兼ねてと、一年間アンドロマリウスの監視下に置かれる事となり、
懸賞金3000万を手にしたバアルは、堂々と色欲界へ向かうことが出来るようになったが
あんまりにも足しげく通うものであっと言う間に使い果たしてしまい、仕方なくパンデモニウムに夢魔を連れてきた。
しかし、夢魔の雇用量は中々にかさむ為…夢魔はバアルのセフレになったのである。

 

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