コッスィッスィッスィーラァー!!
スィーィッラァーァナァイッ
エ ノーワズゴーナセービュゥッフォウザ
ユッノウィッスィスィーラァー!!

OZ「レイス君…その歌好きなの?よく踊ってるよね」
レイス「ああ、元々は師匠の趣味だがね」
OZ「…ゾンビが踊るにはこの上ない選曲だよね」
レイス「何だと!?」
カルディエ「あ!レイスさん、蹴られないで」
OZ「あー、また蹴る!足癖悪すぎるよ君、治んないの?」
レイス「治す理由がないからな、今更矯正なんか無駄だぞ」

OZ「そこで…レイス君、君の靴底と僕の痛覚をリンクさせたんだよ」
レイス「は!?バカなんじゃねーのか!?」
OZ「だって君足癖悪いじゃん、ところで…そろそろハンターと仕事あるだろ?」
レイス「やっべぇ!くそ、話は後でな」

OZ「ウッ!」パタッ

-

メーデン「レイスさん、おはようございま〜す」
レイス「ああ、おはよう」
イザナギ「おいレイス、今日はハンター同士の交流とかやるらしいぜ」
レイス「交流?何をやるってんだ」
イザナギ「サッカーやるってよ、たぶん昔の遊びだろ?」
レイス「サッカーかぁ…」

OZ「レイス君、悪用してなきゃいいけど…う!?」

OZが突如血ヘドを吐いた!何の前触れもなく生命の危機に陥ったアOZは
すぐに歴戦のカンで原因を察知した、何故なら朝に感じたのと同じ痛みだったからだ!

OZ「れ…レイス…あれほど言ったのに…!!うぐああああ!!」

OZはカルディエも外出した部屋の中、理不尽な激痛に白目を剥き、悶え苦しんだ…。

-

ロコ「レイスー!ボールよこせ!!」
レイス「てめえさっきオウンゴールしやがったろうが、俺がシュートする!」

OZ「ひゃああああっ」ビュクゥゥゥッ

OZ「うっ…気絶まで行くとは、流石にレイス君も懲りたろう…」

-

ティア「はい、こいつの起動方法わかる人ー」
イザナギ「はーい、わかりませーん」
ティア「イザナギ!真面目にやるんだ、ほらレイスも」
レイス「あーすまん、俺もわからん、メーデン頼む」
ティア「全く…」

メーデン「えーと…これは、足で衝撃を与え起動するみたいですね」
レイス「足か」
メーデン「待っててくださいね、私が起動を…」コンコンッ

メーデン「あ、あれぇ?」
レイス「俺がやる、足には自信があるんだ」

ドグンッ

OZ「う!?」

OZ「や、やめろ!僕を殺す気か!?うぎひいいいぃっ!!」

ガンッ!ガンッ!!

レイス「おら、いっちまいな!!」
OZ「んぎゃああああああ!!」

ドガシャアアアアッ!!

ロコ「わぁ!蹴ったら起動した」
ティア「流石だレイス、奥へ向かおう」

OZ「ハァハァハァ…レイス…殺す!ぜってぇ殺してやるからな…!!」

-

ティア「今回のポイント、残念ながら生存者はいなかったな…」
レイス「廃墟観光と思えばいいさ、ところで…そろそろメシの時間じゃないか?」
ティア「そうだな、食事といこう」

レイス「へぇ嬢ちゃん、それシチュー?」
メーデン「はい!前ちょっと教えてもらって…我ながら美味しく出来たなーって」
レイス「俺も食べていい?」
メーデン「いいですよ〜、さっきもロコがおかわりしてたし」

ロコ「レイスも食うのか?じゃあオレがよそう!!」ガッ
メーデン「あ!ちょっ…」
レイス「あ」

バシャッ!

レイス「ああ!何故か持ってきてた俺の外履きにシチューが!!」
ロコ「レイス、大丈夫か!?」
レイス「安心しろ、外履きにかかっただけだ」
メーデン「良かったー」

ジュウウウウウ!

OZ「ギャアアアアアア!?何をしてんだあのクソガキャアアアッ!ひいいいいい!!」

-

レイス「ふわぁ〜…天下の大悪魔様も大人しいし、暫くはゆっくり出来そうだな」

レイス「…はて?OZと話すことがあったような」

レイス「…忘れちまった、どうでもいいよな。さて…暇だしダンスの練習でもするか」

カルディエ「マスター、植物の種子の解析が終わりました。確認を」

カルディエ「うっ…な、何?これ」

カルディエが見つめる先で、血みどろになったOZの身体が不意に動き始めた。
そして、何かに合わせるようなリズムでOZが悲鳴を上げだした!

ドクン…ドクン…ドクン

コッスィッ(ギャッ)スィッ(グッ)スィーラァー!!(ぐあああっ)
スィーィッラァーァ(ぐふっ)ナァイッ(ぬぐぇっ)
エ ノーワズ(ウッ)ゴーナ(ウグッ)セービュゥッフォウザ(ああああっ!!)
ユッノウィッスィ(あうっ)スィーラァー!!(あうううっ!!)

カルディエ「ひぃー!」

-

レイス「ふー…まだキレが甘い。そういやOZが何か話があるって言ってたな」

レイス「でも今夜マルコと飲む約束してんだよな、たまには腰巾着を労わねぇと」

レイス「嬢ちゃ〜ん、俺のスカジャンどこ」
メーデン「向こうのタンスですよ、でも…その靴で行くんですか?」
レイス「あー、確かにシチューかかったり泥沼に突っ込んだりしたもんな」

メーデン「ダメですよ!たまには洗わなきゃ、待っててくださいね」

-

OZ「う…うぅ、ぞ、ゾンビどもに八つ裂きにされる夢を見た、悪夢だ…」

ゾンビの夢を見たとと息を吐く間もなく、再びOZを激痛が襲う!
メーデンがタワシでレイスがいつも履いてるブーツの裏を思いきり擦っていたのだ!

OZ「ぎ、ギエェー!」

OZ「な、何でだ…何で僕がこんな目に」

OZ「こうなったら…こうなったらレイス!君にも同じ痛みを味わわせる!!」

OZ「明日の朝には阿鼻叫喚が…ぐおおぉ!?」

レイス「でよー、俺の靴底が鳴るたび痛いって言うんだ、アイツ頭おかしいだろ?」ガンガンッ
マルコ「ハハハ!傑作ですねぇ、兄貴はとうとう歩くだけで痛めつけられる様になったんですかい」
レイス「だろぉ?今頃血の涙でも流してるだろ、ケケケケ」ガンガンッ
OZ「ひいいいいいい!!」

-翌朝

レイス「OZ〜、話に来たぞ」
OZ「やあレイス君、あれ…?」
レイス「ん?」
リリム「あ…」

レイス「リリム!リリムどうしたんだ、鉢植えなんかもって」
リリム「えーと…お花の話で」
レイス「花ねぇ、ところでOZ、昨日の話は」
OZ「ああ、あれはジョークさ」
レイス「何だジョークか、さすがのてめえもそこまでマジキチな訳ないよな」
OZ(フフフ…もうすぐ作動するはずだぜ)

OZ「ひゃあ!」
リリム「ひぃん!?」
レイス「!?どうしたんだアンドラス、リリムも!?」
リリム「な、なんか身体が急に…」
レイス「大丈夫かよ…水飲むか?」

OZ「ヒー!」
リリム「あうううっ!」
レイス「頭大丈夫か!?何かこえーぞお前ら!!」
カルディエ(マスター、貴方の君の好きにはさせません…
同期は貴方とリリムの二人とするよう弄らせてもらいましたよ)

カルディエ「レイスさん、そこの変態とサキュバスは無視されて結構です」
レイス「ん、カルディエか」
カルディエ「それより、こないだのダンスを教えてくださいますか?」
レイス「まだ俺も練習中だが、それでもいいか?」
カルディエ「はい、お願いします」

ドクン…ドクン…ドクン

コッスィッ(ギャッ)スィッ(グッ)スィーラァー!!(ぐあああっ)
スィーィッラァーァ(ぐふっ)ナァイッ(ぬぐぇっ)
エ ノーワズ(ウッ)ゴーナ(ウグッ)セービュゥッフォウザ(ああああっ!!)
ユッノウィッスィ(あうっ)スィーラァー!!(あうううっ!!)

カルディエ「ひぃー!」
レイス「気にするな!振付に集中しろ」

レイス「ふぅー…流石にフルは疲れる、ん?」
リリム「…」
レイス「リリム…どうした?リリム!リリム!!」
OZ「安心しろレイス君、彼女はサキュバスだ、眠っているだけだよ」
レイス「そ、そうか…良かった」

OZ「はうぅんっ!」
レイス「OZ…こいつは危なすぎるな、話をつけにいくか」
OZ「…ああ、ちょっとやりすぎたね」

-

メーデン「OZさん、リリムちゃんだから良かったもの…
もしもあれが人間だったら取り返しのつかない事態になっていたんですよ」
OZ「ああ、レイス君の足癖を治すをためとはいえやり過ぎた、暫くは大人しくしよう」
メーデン「…そんなに酷いんですか?レイスさんの足癖って」
OZ「酷いなんてもんじゃないよぉ、あれはもうチンピラ…」
レイス「おぉそうだな、だがこれは足癖かな!?」

ドクン…ドクン…ドクン

コッスィッ(ギャッ)スィッ(グッ)スィーラァー!!(ぐあああっ)
スィーィッラァーァ(ぐふっ)ナァイッ(ぬぐぇっ)
エ ノーワズ(ウッ)ゴーナ(ウグッ)セービュゥッフォウザ(ああああっ!!)
ユッノウィッスィ(あうっ)スィーラァー!!(あうううっ!!)

カルディエ「ひぃー!」
OZ「ヒャー!」
メーデン「見ていてリリムちゃん!!私が必ずこの変態達を何とかするからね!」

語り-メーデン
こうしてOZさんとレイスさんは、2人そろって長期の謹慎に入り、
私はこの凄惨な事件を忘れてはならないと固く誓いました。
如何なる時でも光を求めて。

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