OZ「僕はもうだめだレイス君…ベリアルで抜いてしまった、黙示録(アポカリプス)だよ」
レイス「…」
OZ「正真正銘の黙示録(アポカリプス)だ…黙示録(アポカリプス)だよ、レイス君」
レイス「なんでンなもんオカズにしてるんだ!?てめぇにはアンドラスとカルディエが居るだろ!」
OZ「自分でもなぜかわからないんだよ!!わかったら勲章ものだよ!!」
レイス「だからってベリアルかよ…ベリアルっておめぇ、悪魔王のベリアルだろ?」
OZ「そう…そのベリアルだよ、ソドムとゴモラの主因と名高き、あのベリアルだ」

レイス「…違うベリアルだと言ってくれないか?」
OZ「違うベリアル?どんなベリアルだい」
レイス「光の国の巨人とか、黄色くてフォーク持ってるのとか…」
OZ「バカだな、あの白ローブのベリアルだよ…」
レイス「……あり得ねぇだろ」
OZ「僕だって思ったよ、だから黙示録(アポカリプス)と言ったろ」
レイス「黙示録(アポカリプス)通り越して背徳の都(ソドムとゴモラ)の住人化してないか?お前」
OZ「皆まで言うな!誰が好き好んで若作りしてるオッサンで抜くんだよっ」
レイス「でもお前抜いちまったんだろ?一体どんな経緯があったか知らんが」
OZ「たまたまだよ…気の迷いでやってみたら、イケてしまったんだよ」
レイス「…それだけの為に俺を呼び出したのか?てめぇは」

OZ「それだけじゃない、君なら魔界に行けるんだろ?一緒に買い物に行きたいと思ってね」
レイス「買い物?マシンのパーツとか買うのか」
OZ「そうだね…今魔界で流行ってるゲームにベリアルのイラストがあるそうじゃないか、それを目に」
レイス「OZお前…変態化って奴か?二次創作のイケメンキャラの宿命化してるアレだろ?」
OZ「僕は今ものすごく冷静だよ…」
レイス「せめてパンツ被るとかハイテンション系になってくれ…真面目なトーンで語るな」

‐怠惰界・バルベリト

レイス「おいOZ、言っとくが俺が自由に動けるのは怠惰界だけだからな」
OZ「わかってるよ、しかし魔界のゲームって面白そうなのが揃ってるね」
レイス「そうかぁ?俺にとっちゃつまんねーもんばかりだが」
OZ「つまらないものか、1つ1つがマジックアイテムとして使用できるものばかり…血が騒ぐよ」
レイス「だからベリアルなんかで抜いちまったんじゃないか?」

OZ「お!これだこれ、お兄さん、コレくださいっ」
店員「はい、ありがとうございます〜」
OZ「よし!早速僕の家でやろうか」
レイス「へぇ、よかったな…お前のベリアル様は入ってるかな?」

OZ「はぁ……」
レイス「どうした」
OZ「なんかもう既に抜きたくなってきた…」
レイス「やめてくれよ…テクノブレイクオチとか勘弁願いたいぜ」
OZ「僕も其処までケダモノじゃないよ、約束はできないがね…」

‐帰宅後

メーデン「ただいま〜。あれOZさん、なんでここに」
OZ「あぁ、レイス君とゲームを遊ぶことにしたんだ」
メーデン「へぇー、私もやりたいな」
レイス「まずは俺からな…クッソ、難しいな…!」
メーデン「後先考えずに出すからですよ?」
レイス「うるせぇ」

OZ「ここはドローカードを使うんだよ、ほら…このベリアルの描き込みの見事さたるや…」
レイス「…おいOZ、メーデン嬢ちゃんの前で欲情するのだけはよせよ」
OZ「あぁ…ゴメンゴメン、アドラメレクだっけ?あの馬の気持ちがわかってきたよ」
レイス「げぇ…ベリアルってそういうヤバい魅力があるのか?」
OZ「特に目が良いんだよ目が、はぁ…カルディエもこの目にしようかな」

OZ「ん?もうすぐカルディエも帰るころかな、じゃ帰るよ」
レイス「本当に俺とゲームしただけで終わったな…」
OZ「ハナからそのつもりさ、じゃあ…また」
レイス「ああ」

‐その日の夜、OZ家では

OZ「ハァハァ…うぅ…」
カルディエ「マスター、自慰ですか」
OZ「ハッ!?」
カルディエ「体温の変化などからの推測ですが、何か」
OZ「ち、違うんだよ!!カルディエは寝てていいから…ね!?」

カルディエ「…自慰である確率、およそ90%」
OZ「いいから寝ててね!!」

‐数日後

OZ「やぁ、レイス君」
レイス「来たかOZ、ちょうどいいとこに来たな」
OZ「ん?ちょうどいいって?」
レイス「てめぇの持ってきたゲームに嬢ちゃんがハマッちまったんだ、なんとかしろ」
OZ「ハハハ…いいことじゃないか、今日の僕はオフ会のついでに来ただけだからね」
レイス「オフ会?なんだそりゃ、ハンター集会でもないようだが」

OZ「『Demon summoner's Dilemma』のオフ会だ」
レイス「あぁ?」
OZ「『Demon summoner's Dilemma』略して『DD』。そういう集まりがあるのさ」
レイス「『悪魔召喚士のジレンマ』…?どういう集まりだ」
OZ「悪魔にムラムラする連中が集まって、魅力を語り合う集まりさ」
レイス「ああ……そうかい」

OZ「最近、リリー・グリードのエロ画像あげてることで有名な『ウィンドマーチ』さんと知り合ってね」
レイス「へぇ…」
OZ「それがきっかけでオフ会に誘われたってことだ」
レイス「そいつはよかったな、楽しんで来いよ」
OZ「レイス君も一緒にどうだい?」
レイス「いや…俺、既に半悪魔だからカテゴリに入れるか」
OZ「大丈夫大丈夫!みんな種族とか気にしないと思うからさ」
レイス「あ…お、おい!」

‐待ち合わせ場所・カフェ『サニーサイド』

OZ「うーん…確かここなんだけど」
レイス「何だ俺までくる羽目に…」
OZ「君このカフェの常連でしょ?ほら胸張って」
レイス「俺は付き添いだからな!?」
OZ「ウィンドマーチさん来てるかな〜?」

キョロキョロ

レイス「なぁ、会ったことない奴の容姿がわかるのか?」
OZ「ちゃんと教えてもらったよ!金髪で金眼の男性らしいよ」
レイス「金髪金眼?んー…思い違いだろ」
OZ「あ、あの人だ、あの人だよレイス君!」

ラファエル「遅いなァ。『オーシャンズ乱痴気マン』」
ウリエル「ちょうど約束の時間だ、もう少し待とう」
レイス(……!!!だ、大天使じゃねぇかっ、なんでアイツらが…!?)
ラファエル「あ!あなたが『オーシャンズ乱痴気マン』さんですか?」
OZ「は、はい!」
ラファエル「『ウィンドマーチ』です、よろしくお願いします」
ウリエル「『ラージメロン』だ」

レイス「……!!」
OZ「何してんだ、ほらレイスくん。座りな」
レイス「…あ、ああ」
ラファエル「ん?」
レイス「…ッ」ギクッ
ウリエル「何処かで見たような顔だな」
ラファエル「そうかな?」
ウリエル「まあいい、俺は相棒ほど顔を覚えるのは得意じゃなくてな」
ラフェエル「じゃあ、早速だけどオフ会を始めようか」
レイス(ふー…)

OZ「いや〜、まさかこんなイケメンが来るなんて、気が引けちゃうよ」
ラファエル「ハハハ…イケメンなんて、嬉しいね〜」
OZ「って…隣の人はラージメロンさん?あのリリムリョナで有名なラージメロンさん!?」
ウリエル「ま…まぁ、そうだな」
レイス「リリムのリョナだと!!」
OZ「え!」
レイス「普段から世話になってるもんじゃないか、あんたが描いてたのか!」
ラファエル「この人は何処を突けばいいか知り尽くしてるからねぇ、自覚はないっぽいけど」
レイス「いやぁホントに助かるよ、俺あれで20回は抜いたからな」
ラフェエル「フッ、僕は666回抜いたよ」
レイス「そんなに抜いたのか、ロックだなあんた」

レイス(くそっ、ハンドルネームの時点で気付くべきだった…ラファエルは風の大天使、
そしてメロンは瓜、ラージはL…合わせればウリエル…な、舐めやがって…!!)
OZ「どうしたんだレイス君、そんな切羽詰まった顔で」
レイス「な…なんでもないっ、俺外でタバコ吸ってくるわ」
OZ「どうしたんだろう…まぁいいか、何の話だっけ?」
ウリエル「こいつがリリーのフィギュアを手作りしたって話だ」
OZ「そうだった!見てみたいなぁ」
ラファエル「フッ…我ながら傑作だよ、見るかい?」
OZ「もちろん!」
ラファエル「ほら」

OZ「はっはっは!リリーちゃんが目の前にいるようだよ、お兄さん凄いねぇ!」
ラファエル「こことか凄くこだわったんだよ?リリーちゃんといったら童顔だからね」
ウリエル「こいつ、リリーが好き過ぎて一時期髪をオレンジに染めてたんだよ」
OZ「凄いなぁ!僕なんてまだまだだよ」
ラフェエル「そうだ、君は七魔将は誰推し?全員分作ろうと思うんだけど」
OZ「ぼ、僕?え…えっと、ベリアル」
ラファエル「ハッハッハ!ベリアルか、面白すぎるよ君!」

レイス(だ、大天使が2人も…だが奴らを2人同時に殺るには無謀だ…)

レイス(ん…?そういやOZのアドレスどれだっけ、まぁいいか、こいつだ!)

ピピピピ…

OZ「どうしたんだよ、レイス君。さっきラージメロンさんにリリムちゃんの話を聞き出してたとこだったのに」
レイス「それは俺も興味がある、あいつらは大天使だ!」
OZ「な、なんだって!?背徳もいいとこじゃないか!!」
レイス「ベリアルで抜いたバカは黙ってろ、あいつらのせいで俺はこんな身体になっちまったんだ!!!」
OZ「なんてこった…とんでもないのと会っちゃったね、僕達」
レイス「千載一遇の機会だ、奴らから天界のあれこれを聞き出すぞ」

レイス「問題は…どうやって聞き出すかだな」
OZ「レイス君、あのウィンドさんリリーちゃん推しだけどアモン様やローズちゃんもイケるって」
レイス「そういう事は聞かなくていいんだ!そんな連中から聞き出すのは至難の業だな…」
OZ「え?ものすごく簡単じゃないか」
レイス「どうすりゃいいんだ!?」
OZ「リリーちゃんやリリムちゃんの声で聞けばいいんだよ、天界側の動向をね」
レイス「そんなもんで聞き出せるかぁ?キレられたらどうするんだよ」
OZ「可能性はゼロじゃない、見てみな」

ウリエル「フ…今日は気分が良いな、すこし羽ばたかせてみるか」パタパタパタ
ラファエル「さすが!まるでリリムちゃんのようですね」パチパチパチ
レイス「………」
OZ「今の彼らは至高のオナニストだよ」
レイス「あんな奴らに親父は…俺は…黙示録(アポカリプス)だ…!!」

レイス「けどよぉ、どうやってそのリリムやリリーの声を出すんだよ?録音なんかしてねーぞ」
OZ「レイス君、君なら変声術の1つも出来るだろ?」
レイス「あぁ、出来る」
OZ「リリムちゃんの声出せるかい?」
レイス「ああ!マカと『ゾンビに襲われ絶体絶命のリリムちゃん』ってシチュエーションで使ったことがある」
OZ「…一体どんなシチュエーションだい?」
レイス「最高に盛り上がってたのにティアにブン殴られて止められたんだ、今も出来るぜ」
OZ「ああ!さっそく始めようか」

OZ「お待たせしました〜」
ウリエル「む?さっきの坊主はどうしたんだ」
レイス「ここに」
ウリエル「フン…」
OZ「ところで、レイス君はモノマネが得意なんだよ、ちょっと聞いてほしいな」
ラファエル「モノマネ?」
レイス「色んな奴の声を出せるって特技だ、女の声もな」
ウリエル「ほう…やってみるがいい」
レイス「よし、じゃあ早速…コホン」

リリム(レイス)『ラージメロンさんは何処から来られたんですか?』
ウリエル「……ッ!」ドスッ
レイス「うっ」
OZ「な…!!」
ラファエル「へ、兵ちょ…相棒!何を!」

ウリエル「リリムは泣き顔の方が良いんだ、笑えねぇ余興だな…」
OZ「ダメだ!ガチのリョナラーだったか!!」
レイス「同士だったか!くっ」

「逃げろ〜!」
「キャー!」
「た、助けてー!!」

レイス(俺としたことが…ゾンビごっこと同じトーンで演じていれば…!)
ラファエル「相棒、これ以上騒いだら僕たちの正体がバレかねないよ」
ウリエル「おい坊主、さっきのは挑発か?」
レイス「…」
ウリエル「そう言えば…貴様の顔、どこかで見た事がるな」
レイス「ち…気付いたか」
ウリエル「あの時の坊主がまだ生きていたか、貴様は危険因子だ…!我らの計画は妨げさせんぞ」
ラファエル「兵長!」
OZ「レイス君!!」

ガキィンっ!!

ウリエル「む…!?」
レイス(ウリエルの炎を吹き飛ばした!?まさか…)

アモン「……カフェで待ち合わせなんて、相変わらず天界の連中はワンパターンね」
レイス「師匠!」
アモン「レイス、大丈夫?」
レイス「え…ええ…」
ウリエル「チッ…退くぞ!相棒」
ラフェエル「ああ、すぐにでも…うっ!?」

ベリアル「黙示録の下見ですか?ラファエル様にウリエル様」
レイス「べ…ベリアル…!」
ベリアル「滅びの後に築かれる千年王国…ガブリエル様の計画でしょう、愚かな真似を」
OZ「べ、ベリアルだ…レイス君、本物のベリアルだよ!!」
レイス「んな事はわかっとるわクソボケッ!!アモン様、何でここが…」
アモン「アンタ達の魔力はデカすぎるし綺麗過ぎるのよ、見つけてくださいと言ってるようなものよ?」
ラファエル「ッ…ならば、この手は!」

レイス「なっ」
ウリエル「アモン、貴様は弟子が余程大事らしいな」
アモン「しまった…レイス!」
ウリエル「このまま天界へ連れ去る事も可能だぞ、どうする?」
OZ「ど、どうすれば…!?」

OZ「そんな…僕は、僕はただベリアルの話がしたくて」
ベリアル「…俺の話がどうしたって?」
OZ「!?いやいやいやっ、とにかくレイス君を取り返さないと!」
アモン「相手はウリエルよ…他のアホ天使とは違うわ」
OZ「いや、あの子なら注意をそらせるかもしれない…!!」
ベリアル「…あの子?」

ラフェエル「もうすぐ天兵が来るはずだ、ウリエル…この街ごと焼き払おうか」
ウリエル「そうだな、全く…とんだオフ会になっちまったな」
レイス(くそっ…こ、この状態じゃ…)

コツ…コツ…

ウリエル「…?なんだ、何か近付いてくるぞ」
ラファエル「民間人の様だけど…って!ウリエル見て、あれ!!」
ウリエル「な…!?」

リリム「どうしたんだろ?コーヒー飲みに来たんだけど」
ラファエル「兵長!本物のリリムちゃんですよ!!」
ウリエル「フッ…今日は厄日と思ったが、違ったようだ」
ラファエル「兵長、下手に動くと危ないですよ!」
ウリエル「この坊主には手がさせないんだろ?来い」
レイス「うっ…」
アモン「レイス!くぅっ…」

ベリアル「…アモン、ウリエルだけを狙えないか?」
アモン「出来るけど、ウリエルが悪あがきにレイスの首を掻き切りかねないわ」
ベリアル「全く強かな方だ…なぜ悪魔に生まれられなかったのか」

リリム「OZさん、カフェが騒がしいんですけど…ホントに限定コーヒーがあるんですか?」
OZ「うん、リリムちゃんは安心していいからね」
リリム「うーん…」
OZ(クソー…リリムちゃんを連れてきても油断しないか、こうなったら奥の手だ!)

ウリエル「なんだ?リリムが何か持っているぞ」
レイス「か…看板か?ん!?何か書いてあるぞ」
ウリエル「看板…?」

【ラファエルとウリエルへ、すぐさまに天界へお戻りなさい
どうしても帰らなければ私が降臨いたします、ガブリエルより】

ベリアル「ガブリエル様が降臨されるだとぉぉぉ!?」
アモン「ベリアル!!」
ウリエル「まずい!!ベリアルを止めろ、ラファエル!」
ラファエル「え、でもレイスが…」
ウリエル「そんなものどうでもいい!ベリアルは危険だ!!」

レイス「うぐぁっ!!」ドサッ
ウリエル「動くな、ベリアル!」
ベリアル「離せ!!俺はガブリエル様に会いたいんだ!早く会わせろよ!!」
ラフェエル「さ…さすが悪魔王、2人がかりでやっと、と言うトコかな…」

アモン「今のうちね、レイス!」
レイス「ああ」

ガキン!!

ウリエル「ちっ…ベリアル、貴様のせいで」
ラファエル「兵長…」
ベリアル「ああ…ガブリエル様、また会えませんでしたね」

OZ「確保だあああああ!!」

ウリエル「くっ…地上の穢らわしき獣共が…!!」
ラフェエル「信じさえすれば、千年王国に行けると言うのに…何故だい?」
レイス「生憎だが、俺は神様にも悪魔にも祈らねぇ」
ラファエル「う…!!」
レイス「俺にとっての神様は、他ならぬ俺自身だ!」

ドガッ

ラファエル「グ…!!」
ウリエル「ラファエル…!」

アモン「黙示録だけはやらせないわよ?あんた達」
ウリエル「チッ…試しにリリー・グリードで抜いたのが全ての始まりだったな、笑えねぇ…笑えねぇぞ…!」
OZ「本当に残念だよ…ベリアルで抜いた僕の方が、まだマシだったなんてね…」
レイス「…どっちも変態だ」

ベリアル「へぇ、俺をズリネタにね」
OZ「あ…あぁ…そんな、僕は」
ベリアル「いいんだ、俺はそういう目で見られるのは慣れてる。好きなだけ抜けばいいよ」
OZ「…えぇ…あ、ありがとう…ございます…」
レイス「変態共が…!!」

〜ハンターオフィス・取り調べ室〜

ティア「一向に話す気配がないな、何の情報も得られずか」
ウリエル「当然の事だ、殉職するつもりはないが腹を割る気もない」
ティア「…そうだよな、誇りに殉ずる気はないそうだが、そう易々と口を割る筈もないか」
レイス「方法ならあるぜ」
ティア「…ああ、あれを使うのか」
レイス「そうだな」

ティア「ウリエル、あんたが有益な情報をくれるにつき…見返りをやろう」
ウリエル「金品か?下らん、地上の生き物はそうやって欲で解決しようとする」
ティア「同業者にメーデンと言う、写真撮影が趣味のハンターが居るのだが」
ウリエル「ほう」
ティア「どういう訳か彼女がリリムを撮影すると怯え顔ばかりになるんだ、それを全部やろう」
ウリエル「…気が変わった、話そう」

ウリエルが獄中でテクノブレイクした後、魔王の軍勢が天界へ突入
天は崩れ、地上は魔で満ち、今ここに世界は完全に悪魔の手と堕ちた。
すべての破滅を確信したその時、レイスはこう呟いた。

「まさか魔王様をズリネタにしたのが原因でこうなるとは、黙示録(アポカリプス)だ…」と、
これは終わりなき滅びの歴史…黙示録(アポカリプス)がうち1つ。
そして輪廻は未だ止まる事を知らず、幾度となく滅びを繰り返す。

第一に、獣のしるしをつける者の躯体が朽ちる
第二に、海が血の様に赤く染まる
第三に、水が血と変わる
第四に、大地は火に焼き焦がされる
第五に、天は崩れ地表は闇に覆われる
第六に、三体の魔王が王を集める
第七に、地表が揺らぎ島も山も血の海と沈む

『大魔王峠 純白の黙示録』

 

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